● 説明
米国のグリーンビルディング評価システムである新環境建築物の認証制度で、次のように5つの包括的な部分を基準に評価する。
Sustainable site develoment(持続的なSITE開発) |
Water savings(水節約) |
Energy efficiency(エナジー効率性) |
Material selection(建築材料) |
Indoor environmental quality(室内環境質) |
LEED 認証を得するための必需条件の一つである[Environment Tabacco Smoke (ETS) Control]のための試験内容は次のようです。
最近の建物はエナジー損失、結露発生、騒音遮断および建物使用者の不快感を減らすための方法として、徐々に高気密化、高断熱化されていくが IAQ (In door Air Quality)の低下やシックハウスシンドローム(Sick House Syndrome)などを生み出す否定的なところもあります。従って、最近では IAQ (In door Air Quality)の関心が高まり建物の侵気および漏気に対する評価方法や気密性能グレードに対する重要性が増大されています。建物の侵気機能を評価することで建物の構造、使用年度、建具の種類など様々な侵気に影響を及ぼす要因を定量的に糾明することで、今後の建物の侵気防止設計のための基礎資料として活用できます。
建物の侵気率を測定する方法には、ガス追跡法(Tracer gas method)と加圧/減圧法(Pressurization/Depressurization) などがあります。
●ガス追跡法
室内の換気回数を計る一番基礎的な方法であり、室内空気とうまく希釈混合されるコバルト[CO], 二酸化炭素[CO2], 亜酸化窒素[N2O]などの不確実性ガスを任意に室内に噴出してから、時間の経過によるガス濃度の変化量をガス測定器などで測り建物の侵気および漏気による換気回数を計算する方法です。
< 試験方法適用規格 >
KS F 2603 - 屋内換気量の測定法方 |
ISO 12569 - Tracer gas dilution method |
●加圧/減圧法
ファンなどを使い室内外の圧力差を任意の状態に調節してから空気の流動量を算定する方法。
<試験方法適用規格>
ASTM E779-03 - Standard test method for determining air leakage rate by fan pressurization |
ISO 9972 - Determination method |
※ その中、ASTM E779-03と関連したファン加圧方法は建物の機械的な加・減圧と与えられた室内・外の静的な圧力変化の気流状況の結果の測定を含む。気流状況と圧力変化の間での関係で、建物外皮の空気漏洩特性を評価することができます。ファン加圧方法はガス追跡法に比べ単純で、建物外皮の気密性能を特徴づけることに意義があります。様々な似たような建物の似たような気密性能を比べる時に使うことができ、漏洩の根本的原因のように建物外皮に違った構成による漏洩比率および天気と漏洩位置情報と結合される場合、既にある建物に増大に適用された個人的な改造測定のための空気漏洩減少と換気比率を決めるために使われる。